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寒い冬には室内遊びも楽しもう!『昔遊びのススメ』

2023.01.11(wed)

寒さが身にしみる季節となりました。この時期は子どもたちの外遊びが減り、室内でTVゲームやDVD鑑賞などデジタル機器での遊びが多くなっていませんか?
たまにはお互いに向き合い、顔を見ながらできる昔遊びでお友達や親子で遊んでみてはいかがでしょう。自然と会話もうまれて盛り上がりますよ!

カルタで遊ぼう!

最初におすすめするのは、おしゃべりも上手になり、文字にも興味を持ち始める3歳頃のお子さんにはピッタリの遊び、『カルタ』です。

お子さんの好きなアニメキャラクターは初めてのカルタとしては良いでしょう。大好きなイラストを見ながらできるので夢中になり、遊びを通して日本語も覚えられて、語彙力もグングン増すでしょう。

昔ながらの『犬棒かるた』、そして小さなお子さんには『たべものかるた』のように身近にある図柄を使ったものもおすすめです。カルタ選びに迷ったら、お子さんの親しみのあるイラストのものを選ぶと良いでしょう。

手作りすごろくで遊ぼう!

次におすすめするのは『すごろく』です。
市販されている物でも良いですが、時間があれば親子で手作りしてみましょう。模造紙などを使って簡単に作れます。まずは、スタートとゴールの位置を決め、その間にます目を書いていきます。
ます目にはみんなで考えた事柄を書き込んでいきましょう。
例えば「朝寝坊した!1回休み」「かけっこで1等賞!3つ進む」「猿のまねをする」、そして「みんなでじゃんけん!勝った人はサイコロをふる」など、思いつくままに書いていきます。

さて、子どもたちからはどんな出来事が出てくるでしょうか。ユニークな発想で自由に書いてみると楽しさも倍増しますよ。
すごろくで使うコマも簡単に作れます。ペットボトルの蓋にシールを貼ればオリジナルコマの完成です。簡単ですのでご家族、そしてお子さんと一緒に作るところから楽しんでみてください。

『坊主めくり』で遊ぼう!

百人一首の絵札のみを使う『坊主めくり』は、和歌を知らない人やひらがなを読めないお子さんでも遊べます。ルールは地方によって様々ですが、読み手は必要なく、2人以上いれば遊べる手軽さもおすすめです。
 我が家の遊びかたは、まず絵札をよく混ぜ、裏にして「場」に置きます。その時に絵札を3〜5つの山に分けて置くと、お子さんが絵札をとる時に、絵札の山が崩れにくくなるのでおすすめです。どの山からでも良いので順番に一人一枚ずつ引いていきます。
絵札が「殿」の場合は自分の物として持ち、「坊主」の場合は持札全てを「場」に差し出します。
「姫」を引いた人は、その差し出された札をもらう事が出来ます。「場」にある全ての山の絵札がなくなった時に一番多くの札を持っていた人が勝ちです。
坊主の中に「蝉丸」というのがあります。地方により様々な使い方があるようですが、ちょっと特別扱いにしていることが多いようです。もう一度引く、反対周りなど、ご家庭独自のルールを決めても良いと思います。
単純なゲームですが、どこで「坊主」がでるか、誰が「姫」を出すか、ハラハラドキドキ、大人も子どももハンディキャップなしに遊べる楽しさがあり、盛り上がりますよ!

『あやとり』をやってみよう!

最後に紹介するのは、家の中だけではなく、毛糸1本あればいつでもどこでも手軽に遊べる『あやとり』

移動中の電車や、車でぜひ遊んでみてはいかがでしょう。
二人で順番に取っていく「二人あやとり」や「ほうき」、「橋」など一人でできる形もたくさんあります。
あやとりの本もありますが、おばあちゃんにやり方を伝授してもらうのも良いですね。

今回は4つの昔遊びを紹介しましたが、他にもけん玉、おはじき、竹とんぼなど、昔遊びには手先を使った楽しい遊びがたくさんあります。
おじいちゃん、おばあちゃんたちが子どもの頃どんな遊びをしていたのか、聞いてみてはいかがでしょう。
今の子どもたちにも興味深い遊びがきっと見つかる事でしょう。
そして、親子のコミュニケーションも増え、たくさんの笑顔が見られるようになれば嬉しいです。

文/RYO
記事/ママトコタイム

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この記事は「ケノコト」にも掲載しています。
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