ママを楽しむ

自分から動ける子に!おすすめ『やることボード』

2017.12.22(fri)

残すところあとわずかとなった2017年。普段の生活以外にも年賀状の準備や大掃除など、新年に向けてやることがたくさんあり、一段と忙しい毎日が過ぎていきますね。でも、溜まった疲れや寒さで動くのがおっくうになり、やらなくてはいけないこともついつい後回しにしてはいませんか?

子ども達も冬休みやクリスマス、お正月という楽しいイベントがあるので、すっかりのんびりモードになっていることでしょう。毎年冬休み明けに、お子さんのいつもの生活ペースを取り戻すのに苦労をしているお母さんも少なくはないと思います。新年を機に、来年こそは子ども達が『自ら』動いてくれるように、すこし工夫をしてみませんか?

子どもには、耳からよりも目から入る情報を!

忙しい毎日において、すっきり過ごすための空間の整理整頓や片付く仕組み作りも大切ですが、時間の上手な使い方ややるべきことの整理も大切です。朝起きてから寝るまでの間、大人が言わなくても子どもたちが自分から動いてやってくれたらいいのに・・・と思いますよね。

我が家でも、2人の子ども達に何度か声をかけても、聞いているようで聞いてないことや、楽しいことに気が行ってしまい、やらなくてはいけないことを忘れる、ということが多々ありました。何度も声をかけたりするのもこちらもイライラしますし、家事や仕事をしていると付きっきりで見ていることはできず、2人がそれぞれ何を終わらせたのか把握できない状況でした。そこで取り入れたのが、目で確認できる『やることボード』です。

時間を上手に使って達成感も感じられる

我が家の『やることボード』のマグネットは表が赤・裏が白で、学校から帰ってきてから寝るまでのことをリストアップして作ってあります。学校から帰ると赤い面を見せるようにして貼り、やり終わったものは裏返しにして真っ白にします。寝る前のハミガキとトイレ以外を全部終わらせたら、自由時間です。ゲームをしたりテレビを観たりと好きなことをして過ごし、寝る時は真っ白な状態にしてベッドに向かいます。

以前は言われるまでダラダラゴロゴロしてなかなか動かなかった子ども達ですが、ボードが何かと目につくようになり、やらなくてはいけないことが一目でわかるのと、マグネットをひっくり返したいという衝動?からか、大人が声をかけなくても自然と動いて、次々マグネットをひっくり返している様子が見られました。何より、早く取り組めば自由時間が増えると直感的に気づいたようで、テキパキ行動するようにもなりました。マグネットが真っ赤から真っ白になった時の達成感も感じているようです。

ホワイトボードなので、その日の準備物やメモなども記入出来て便利です。休日は外出する予定の時間を書いておくと、それを見て身支度を整え、やるべきことを済ませてくれるので、上手な時間の使い方、感覚が身についていくのがわかります。

子どもと一緒に『やることボード』を作ってみよう

『やることボード』は、作るところも子どもと一緒にできて楽しい工程です。材料は両面使えるマグネットシートと、ホワイトボードなどのマグネットがつくものです。まずは起きたところから夜寝るまで、子ども達がやらなくてはいけないこと、出来たらやって欲しいことを書き出してみましょう。その中から必要なものを選んで、適度な大きさに切ったマグネットシートに直接書くかラベルシールを作って貼ります。トータル数百円で簡単に『やることボード』が完成します。マスキングテープやかわいい材料を使ってアレンジしてもいいですよね。お正月明けの新学期、ダラダラ解消にぜひお役立てください!

子供部屋・キッズスペースをきれいに

冬休みのお手伝いとして、子ども達にも自分の部屋やスペースの大掃除をやってもらいましょう。大がかりな掃除はできなくても、ビニール袋を1枚預けて、この袋いっぱいにいらないものを入れてね!という感じにすると、一生懸命いらないものを探してくれます。勉強机は引き出しを開けて、クローゼットは扉を開けて、不要なものを抜き出して処分しましょう。

大人もそうですが、一度に全部をきれいにしようと思うと、まとまった時間が取れずに先延ばしになりがち。まずは不要なものだけ抜いて、スペースを作っていきましょう。ごみ出しの時に、いつもよりもう1袋分不用品を捨てよう!と目標を立て、何度か続けていくと、次第に物が減っていきますよ。

年末年始、子どもと一緒に、日々の過ごし方の見直しやモノの整理を進めて、すっきりとした気持ちで新年を迎えたいですね!

文/NAO
記事/ママトコタイム

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この記事は「ケノコト」にも掲載しています。
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