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子どもの習い事、見直さなくて大丈夫?『学年の変わり目で確認するポイント』

2021.03.13(sat)

子どもが新学年を迎える頃になると、春休みの旅行があったり、学校のための準備をしたりなど、ママ達は考えることややらねばならないことがたくさんあります。そんな忙しい中でも見落とさずに考えたいことのひとつとして、「習い事」があげられます。学年の変わり目は、授業の時間が変わったり、生活リズムが変わったりと変化が多い時期です。子ども自身も習い事を始めた頃から成長し、考え方ややりたいことが変わっていることもあるでしょう。子どもになんとなく続けさせている習い事を見直す良い機会です。習い事を見直すポイントについて、是非お子さんと一緒に考えてみてください。

子どものやる気を確認する

まず大前提として、今の習い事に子どもの興味が向いているのか、ということを確認してみましょう。興味がないものは、努力の割には上達しないという経験はありませんか?興味がないのに無理に続けさせると、上達しないばかりか嫌いになってしまうこともあります。親として気をつけなければならないのは、子どもの立場から親へは「やめたい」と言い出しにくいという点です。親がやる気満々だとますます言いづらいものです。始めるときは興味津々だったけれど、続けてみるとだんだん興味がなくなっていったり、別のことへ興味が出てきたりするのは自然なことです。学年の変わり目という節目に、改めて子どもの意向を聞いてみてはいかがでしょう。

興味の確認をした上で、次にすることは、”どのくらい頑張りたいか“という確認です。例えばピアノならば、「趣味程度に弾ければいい」「あの憧れの曲がひけるようになればいい」「コンクールに出て入賞したい」「音大に行きたい」など、目的は人それぞれです。その目的に合ったスクールをきちんと選んでいるということが大切です。楽しくやりたいだけなのに、厳しいスクールに入っても苦痛になってしまいます。反対に上昇志向が強いのに、楽しむことが目的のスクールだと、成長のチャンスを逃してしまいます。何となく始めた習い事でも、習い始めてから半年、1年経つと、習い事について子どもなりに考えもはっきりとしていると思います。親子で意向のすり合わせをしながら目的の確認をし、今のスクールが合っているかどうかを見直してみましょう。

時間や物理的な環境の変化を確認する

学年が変わると、学校の曜日毎のスケジュールが変わります。また、習い事の曜日設定が変わる場合もあります。このような時間的制約を確認し、そのまま習い事を継続できるかどうか検討することは、どのママもしていることと思います。それに加えて確認したいことは、特にグループでレッスンを受けるような習い事の場合、グループの顔ぶれが変わるということです。例えば、気の合うお友達と離れてしまうことで、子どものやる気がそがれないか。また、技術を磨くようなスクールの場合は、能力が同じくらいかやや上の子と一緒にやる方が上達には良いと言われているが、問題なさそうか。親や子どもの意向に合わせて、それぞれの習い事で大切にしていることについては確認をし、必要に応じて曜日やクラスの変更をする、他のスクールを探すということも考えましょう。習い事を始めたときにはなかったスクールが、時が経って新たにオープンしていることも多いです。新たなスクールの方が月謝や質の面でより良いこともありますので、新年度のタイミングでリサーチしてみることをおすすめします。

指導者に問題がなく、子どもからも不満を言われない習い事だと、なんとなく続けてしまいがちですが、子どもの心も環境も変化し続けます。子どもの”今”を見逃さず、子どもの興味や考え、子どもを取り巻く環境に合わせて習い事を見直すことで、子どもにさらなる成長の場を与えてあげたいですね。

文/ママトコライター
記事/ママトコタイム

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この記事は「ケノコト」に掲載しています。
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