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夏本番前にやっておきたい!食費の節約や時短につながる『冷蔵庫整理』

2018.05.09(wed)

毎日の生活になくてはならない「冷蔵庫」。いつもきれいな状態にしておきたいですよね。でも気がつくと賞味期限切れのものが出てきたり、枯れて元気がなくなった野菜が奥の方で転がったりしていませんか?
そんな冷蔵庫をこれから暑くなる夏本番を前に整理整頓して、食費の節約と忙しい主婦の味方の時短につなげていきましょう。

冷蔵庫整理コツは3つ

冷蔵庫は料理をするお母さんだけでなく、子どもが飲み物を出したりお父さんが遅くに帰宅して夕食を食べたりと、家族がそれぞれ違う時間で使うものです。お母さんがいなくても、家族全員がどこに何があるのか分かるようにすることからスタートしましょう。

➀食材のジャンルごとに指定席を決めよう

何がどこにあるか一目でわかるようにするために、食材の「指定席」を決めましょう。100円ショップなどで購入できるプラスチック製のカゴやトレーを使い、「ジャンルごと」に収納していきます。
自分の家庭の食材に合わせ、使うシーンをイメージしながらジャンル分けしていくと、必要なものを一度の開閉で取り出すことができ便利です。
そして、
■バターやジャム→「パンの朝食で使うもの」
■味噌や削り節→「味噌汁作りで使うもの」
■梅干しや鮭フレーク→「ご飯のお供」セットなど、
ラベリングをするとよいでしょう。どこに何があるのか一目でわかることが大事です。

また、冷蔵庫の位置を考慮して指定席を決めてください。例えば、冷蔵庫の上段は高い位置にあり、出し入れしにくい場所なので、大人が飲むビールや頻繁に取り出さない食材を収納しましょう。冷蔵庫の中段は、一番取り出しやすい場所です。使う頻度が高いものや賞味期限が近いものがおすすめです。そして冷蔵庫の下段は、中段の次に使いやすい場所。子ども用のおやつやカレーの残りなど、鍋ごと収納したい重めのものの収納に向いています。プラスチック製のカゴを選ぶ際も、メッシュタイプのものを選ぶと穴を通じて冷気が通るので保存にも適しています。

➁冷蔵庫で使う容器は透明なものを使いましょう

冷蔵庫を開けて見た瞬間に、何が入っているのか分かる状態が理想です。佃煮や梅干しなどトレーに入っているものを詰め替える際も、保存容器は透明なものにすると中身も残量もわかりやすくなります。残り物のおかずを収納する時もお皿にサランラップではなく、透明な保存容器に詰め替えると重ねて収納もでき便利です。

➂コツを掴めば簡単!野菜室と冷凍庫の収納

<野菜室>
区切りがなく深さがあるので、ついつい上から収納してしまいがちな野菜室。そうすると、先に入れた野菜が取り出しづらくなり傷みもはやくなってしまいます。そこでおすすめなのが、牛乳パックやペットボトル、カゴなどのアイテム。野菜のサイズに合わせて区切りを作り、細長い野菜は立てて収納しましょう。

<冷凍庫>
こちらも野菜室と同じで深さがあるので、上に上にと重ねていってしまうと下のモノは取り出しにくくなってしまいます。冷凍した食品にも賞味期限はあるので、使い忘れがないようにしたいですね。食材は使いやすいようにサランラップで小分けにしてからジップロックなどに入れ、立てて収納していきましょう。袋の中に何が入れてあるのかすぐにわかるように、ダブルクリップを使いラベリングするのも良いですよ。

暑くなる夏本番を前に冷蔵庫収納を見直して、食材の無駄を減らし、時短に繋がる冷蔵庫に変えてみてはいかがでしょうか?

文/整理収納アドバイザー 河野 有起
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この記事は「ケノコト」に掲載しています。
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