ママを楽しむ

そろそろかな?と思ったら始めてみよう!『トイレトレーニング』

2018.05.29(tue)

子どもの成長に合わせておむつを少しずつ外していきたいな、暖かくなってきたから夏に向けてトイレトレーニングを始めてみようかな、と考えているご家庭も多いのではないでしょうか。何をしたらよいのかわからない、という方にも始めていただきやすいよう、始め方のステップや継続の方法などご紹介します。

いつ頃から始めるの?

「何歳何か月からです」というはっきりした時期はありません。歩き始める・おしゃべりするなど、お子さんによって開始時期や成長のスピードが違うように、排泄機能の確立もみな違います。では、始める目安は何でしょう?
それは、膀胱が大きくなり、おしっこをためられるようになること。つまり、おしっこの間隔があいてきたら始めてみるのがよいでしょう。
お子さんの状況を見ながらではありますが、洗濯物の乾きが早い、薄着になり脱着しやすい、汗をかくのでおしっこの回数が減る、トイレも寒くないなどの利点から夏前のこの時期に始めるご家庭は多いようです。

最初は何からどうやるの?

いきなりトイレに連れて行って、「さあ、シーシー」と言ってもできるわけではありません。その前に準備をしましょう!

ステップ1:排泄は『トイレでするものだ』とお子さんに認識させること
保育園などでは、年上のお子さんの姿を見て真似をする子も多いですが、ご家庭でそのチャンスがない場合には絵本などを利用するのがよいでしょう。お子さんに人気の「ノンタン」「くろくまくん」シリーズや、しかけ絵本など数々のトイレに関する絵本がありますので、お子さんが興味を引く本を選んでみてください。お人形などを使うのもよいですね。

ステップ2:トイレの環境を整える
トイレは楽しいところ、怖くないと感じてもらうことが大切です。
お子さんの好きなキャラクターシールを貼ったり、タオルを置いたりしてストレスなくトイレに行けるようにしてあげてください。
そして大事なのが、補助便座の準備です。足台付き、取手付き、折り畳み式など様々なタイプがありますので、ご家庭に合ったものを選んでください。最初はオマルがよいかな?と悩んでいる方もいると思いますが、小さなお子さんにとってオマルはよい方法だと思います。その場合は、置き場所を固定して、ビニールシートを敷くなどの配慮が必要です。

さあ、トイレデビュー!

準備が整ったらタイミングを見てトイレに誘ってみましょう。
食事の前、お出かけの前、お昼寝の前後など、活動の切れ間がよいと思います。最初はなかなか出ないと思いますが、それでいいんです。それが当たり前なのです。
『トイレに行って座る』
これができたら第1段階は成功です。出なかったら、「じゃあ、○○ちゃんのおしっこさん呼んでみようか」「まだいないみたいね、また後でね」など声をかけて終わり。お子さんが嫌がったら無理強いしない。オムツはいずれ外れるものと、ゆったりとした気持ちで構えましょう。パパ、ママがイライラしているとお子さんも緊張してかえって逆効果です。

排泄するには筋肉を緩める力が必要です。そのために、外で身体をたくさん動かして筋力をつけることも大事です。
そして成功した時は、たくさん褒めてあげてくださいね。「いっぱい出たね!」「気持ちいいね~」と声をかけ、排泄後の心地よさを経験させるとまた次の成功につながると思います。

いよいよ、布パンツデビュー

成功回数が増えてきたら、布パンツ(トレーニングパンツ)を用意しましょう。お子さんの好きなキャラクターデザインならテンションが上がること間違いなし。自慢げに見せてくれるでしょう。
オムツの上から布パンツをはき、「自分もお兄さん、お姉さんパンツをはいているんだ」と自信を持たせてあげるのもよいと思います。失敗しても叱らず、ゆっくり時間をかけて徐々にオムツが外れればよいという考えで過ごしてみてください。日中はパンツ、夜間はオムツ、うんちはまだトイレで出ない、などお子さんにより違いはありますが、「焦らず・急がず」の気持ちで、お子さんに合った方法で進めてくださいね。

文/RYO
記事/ママトコタイム

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この記事は「ケノコト」に掲載しています。
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