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イライラ感情は自分次第!親が学ぶ『セルフコントロール術』

2018.06.04(mon)

梅雨の時期は家で過ごす時間が増え、子どもや家族との距離感の近さにイライラすることも。もっと子どもや家族と楽しく過ごしたいのに、なかなかうまくいかないと感じたことはありませんか?
今回は、世界62カ国以上で学ばれ、カウンセリングの世界だけでなく、職場、学校、家庭などの多くの場面で応用されている「選択理論心理学」の考え方から、梅雨の時期もセルフコントロールしながら、笑顔で楽しく過ごす秘訣をお伝えします。

行動は「4つの要素」がいつも一緒に動いている!

人は自分の考え(思考)によって、食べる、遊ぶなどの行動(行為)をします。それにより、楽しい、つまらないと感情が変化し、汗をかく、体温があがるなどの生理反応がおきます。

選択理論心理学を提唱したグラッサー博士は、人の行動は「行為」「思考」「感情」「整理反応」という4つの構成要素から成り立っているとし、その要素を車の4つの車輪にたとえています。前輪が「行為」と「思考」、後輪が「感情」と「整理反応」です。車のハンドルを自分で握り自分が行きたい方向にハンドルをきると、前輪の「行為」と「思考」が動きます。4つの車輪は連動しており一緒に動きますが、後輪は前輪を動かすとついてきます。つまり、「イライラする」「つまらない」と感じたときに、その「感情」を無理やり変えるのではなく、自分の考え方(思考)や日常のなかでやっていること(行為)を変えることで、自然と感情が変化していくのです。

快い感情も不快感情も、自分が「選んでいる」!

梅雨の時期の過ごし方は人によりさまざま。雨が降り続くことを「恵みの雨だわ」と喜ぶ人もいれば、「ジメジメした感じが嫌!」と不快に思う人もいるように、とらえ方は人それぞれです。心地よいと思う感情も不快に思う感情も、実は無意識に選んでいるのです。つまり、雨が降ったから憂鬱だ、子どもや夫がずっと家にいるのがストレスだという感情は、自分で選んでいるということです。
まずは自分の感情は、自分が「選んでいる」と知ることが大事。誰のせいでもありません。だからといって、急に、雨が楽しい、子どもや夫が家にいるから嬉しいというように変えていくことは難しいですよね。そこで、先ほどの4つの車輪の話を思い出してください。まずは変えやすい自分の「思考」と「行為」を変えていくことからスタートしていきましょう。感情はそのあとについてきます。

「感情」をうまく切り替えるコツは、「思考」や「行為」を変えること!

梅雨の時期に自分はどんなことを考えやすいのか(思考)、いつもどう過ごしているのか(行為)を振り返ってみてください。車の運転と同じで急にハンドルを切ると危ないので、ほんのすこし、自分がいつもやっていることではなく、新しいことをやってみましょう。

例えば、雨の日に子どもをつれて買い物に行くとイライラすると感じるのであれば、雨の日はネットスーパーを利用してみるというのも新しいことです。
午前中に注文すると夕方までに玄関先に届けてくれるサービスもだいぶ普及していますし、お米などの重たいものも玄関先まで届けてくれるので便利ですよね。何よりも買い物の時短にもつながり、その分、ゆっくりと自分の時間をすごせます。
雨が降り続いたとしても楽しく過ごすのか、不機嫌で過ごすのかは、私たちの「思考」や「行為」次第です。自分の「感情」をうまく切り替えるコツは、自分がいつもやっていること(行為)や考えていること(思考)を変えること。まずは、前輪を動かすことを意識してみてくださいね。

自分が『コントロールできることとできないこと』を分けて考える!

雨が降りつづくのを晴天にすることはできますか。雨の日にゴロゴロしているお子さんを急に変えることはできますか。日常生活では、自分にコントロールできることとできないことがあります。まずは、目の前で起きていることは、自分が変えられることなのか、変えることができないことなのか、分けて考えるように意識しましょう。自分がコントロールできないことに悩む、怒るといったエネルギーを使うのではなく、自分がコントロールしやすいこと、自分の「行為」「思考」を意識して過ごしましょう。

今回は、親が学ぶ『セルフコントロール術』として、身近な例をご紹介しました。セルフコントロールのコツを活かして、楽しい時間をお過ごしくださいね。

文/プロフェッショナルコーチ 齋藤みずほ
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この記事は「ケノコト」に掲載しています。
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