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梅雨の季節のお楽しみ!お家を彩る『あじさいリース』

2021.06.06(sun)

初夏を迎える前の雨の季節、梅雨がもうすぐやってきます。どんよりとした天気が続くと大人でも気分が落ちこむことがありますが、子どもたちも外遊びができない日が続いてグズグズしがちです。そんな憂鬱な気持ちを晴れやかにしてくれるのが、梅雨の時期に咲く花、あじさいです。雨の中で咲き誇るアジサイは、他の季節に咲く花とは違う美しさや味わいを感じます。そこで今回はあじさいを使ったリースの作り方をご紹介します。

いつもは外を走り回っている子どもたちも、梅雨の時期は家の中で過ごすことが多くなります。室内遊びに飽きてしまった時には、美しいあじさいリースを作ってお家の中に飾ってみてはいかがでしょうか。作り方は簡単なので小さいお子さんと一緒に作っていただけますよ。

『あじさいリース』用意するもの

・あじさい(今回はドライフラワーを使用)
・土台のリース(使用したのは直径15cm)
・はさみ
・グルーガンまたは木工用ボンド

『あじさいリース』の作り方

1.大輪のあじさいを小分けに分解します。枝分かれしている部分をはさみでカットしましょう。小分けにしたあじさいの塊が小さすぎると、後々作業がしにくくなります。小さくなり過ぎないように細い枝はそのままで、太い枝のみカットしてください。

2.小分けにしたあじさいをリースにつけます。方法は2通りあります。
・土台のリースにグルーガンを流し込み、あじさいの先をグルーガンを流し込んだ部分に差し込む。
・あじさいの枝にグルーガンをたっぷりとつけて、リースに差し込む。
どちらか作業のしやすい方で作ってみてください。

この作業を、土台のリースがアジサイで埋まるまで繰り返します。
リースの上部分だけでなく側面の部分にもアジサイをつけていくと、立体感のあるリースに仕上がります。

3.すき間が見えないくらいびっしりとあじさいをつけたら完成です。

『あじさいリース』ポイント

今回はドライフラワーを使いましたが、生花からドライフラワーになっていく過程も楽しめるのは、「秋色あじさい」です。水分が抜けて枯れた後でも花の形をキープできるので、ドライフラワーになってからリースを作ることもでき、一つの秋色あじさいで2回楽しめますよ。5~6月によく見かける普通のあじさいは色鮮やかですが、枯れてしまうと花がクシャクシャになってしまいます。お花屋さんでリースを作りたいと伝えれば、秋色あじさいをすすめてくれるはずです。それぞれ特徴が違うのでお好みのあじさいを選びましょう。
今回は1色だけのシンプルなリースを作りましたが、数色組み合わせても素敵です。ぜひ色の組み合わせも楽しんでくださいね。

小学校高学年になると、夏休みに俳句を作る課題が出されることがあるそうです。俳句を作る時の決まりは5、7、5の17文字と季語を入れることです。あじさいは「夏の季語」。小学生のお子さんと作るときにぜひ教えてあげてくださいね。

文/フラワーデザイナー 大澤 明香
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この記事は「ケノコト」に掲載しています。
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