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家族みんなが使いやすい!『玄関収納のコツ』

2018.10.15(mon)

家族が毎日、出入りする玄関。「子どもが靴を揃えない」「下駄箱の中がいっぱいでもう入らない」「子どものおもちゃや傘・スリッパなどの置き場所がない」。そんなお困りはありませんか?

玄関は「お家の顔」とも言われます。きれいに整頓されていたら帰宅するたびにほっと気持ちが安らぎ、いつでもお客様をお迎えすることができます。小さなお子さんがいるご家庭でも、すっきり整頓された玄関収納を作っていきましょう。

子どもが靴を揃えないときの解決法

お子さんへの躾、どうしていますか?「家にあがるときは靴を揃えてね」と声かけして、教えているお母さんは多いかと思います。でも実際には何度言っても揃えてくれず、散らかった靴にうんざりしているお母さんが多いのではないでしょうか?ガミガミ言い続けても、親も子どもも疲れてイヤになってしまいます。そこで何も言わなくても、子どもが自分から靴を揃えたくなる小ワザをご紹介します!

それはトイレの便座シートを靴の形に切り抜き、それを玄関に貼り付けるだけ。100円ショップでお子さんのお気に入りの絵柄の便座シートを購入し、裏返して絵柄のない方にお子さんの靴を使って靴の形に型どり、ハサミで切ります。それを玄関に貼り付ければ完成。便座シートなので裏側は何もしなくても引っ付きます。

下駄箱の中がいっぱいで入らないときの解決法

家族の人数が多いと、いつの間にか下駄箱の中もいっぱいになり、入りきらない靴が三和土に出しっぱなしになっているご家庭も多いのではないでしょうか?そこで今回は、家族みんなの靴をキレイに収納する小ワザをご紹介します。

①突っ張り棒を活用
靴箱の高さが合わず、デッドスペースができていませんか?そんな時、棚板を追加するのは手間もかかり大変ですが、突っ張り棒を使えば手軽に段数を増やせます。耐久性をアップさせるために、つっぱり棒を使う場所に防振粘着マットを使うのもおすすめです。

②シューズケースを活用
使用頻度に合わせて置き場所を決め、頻繁に履かない靴はシューズケースを活用して、クローゼットなどで収納しましょう。靴箱は積んでいくと中が見えず、箱ごと取り出さなくてはなりませんが、100円ショップなどでも購入できる前開きで透明なシューズケースを使えば、どの靴が入っているか一目瞭然で取り出しもワンアクションです。

③家中どこでも使えるプラスチックBOXを活用
色もサイズも様々なモノがある100円ショップのプラスチックBOXは、サイズ変化が激しいお子さんの子ども靴を立てて収納するのにおすすめです。兄弟がいて下のお子さんに靴をとっておきたい時や大きめの靴を先に購入しておく時にも、ケースの側面にサイズを書いて貼っておけば、すぐに探すことができますよ。

子どものおもちゃや傘・スリッパなどの置き場所がないときの解決法

小さなお子さんがいるご家庭では、ボールの置き場所に悩まれている方も多いのではないでしょうか。その他にも傘やスリッパなど、置き場所に悩みがちなアイテムを玄関で収納するのに一番簡単な、“下駄箱に入れてしまう”収納をご紹介します。

・「ボール」は棚板を外して高さを確保したら、突っ張り棒を前面に設置するだけで転がり落ちてくるのを防げます。
・「傘」は玄関で靴の次に悩まされるアイテムですが、収納の前に、まず適正量を考えてみましょう。傘の適正量は1人1本+折りたたみ傘、そして家族のストックでプラス1本が基本です。適正量になった傘を使わない時は、壁に取り付けるタイプの傘かけを使うと傘立てを置くより玄関が広く使え、掃き掃除の時も動かす手間が省けます。
・「スリッパ」は、扉の内側に収納すれば狭い玄関もスッキリします。

綺麗に整頓された玄関を保つためには、ご家庭に合う収納方法を取り入れると共に、靴に関する基本ルールを決めてみてください。例えば、1アイテム2足まで・ワンシーズン一度も履かなかった靴は処分する、購入する際は収納スペースを確保してからなど。靴の数をむやみに増やさないようにしながら、身近にあるアイテムを上手に使ったり、スペースを有効活用したりして、家の顔とも言える玄関を綺麗にしていきましょう。

文/整理収納アドバイザー 河野 有起
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この記事は「ケノコト」に掲載しています。
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