ママを楽しむ

たったこれだけ!子どもの『非認知能力』の上げ方!

2022.02.25(fri)

皆さんこんにちは!ボーク重子認定BYBS非認知能力を育む子育てコーチ・ライフコーチの毛利まゆこです。 私は非認知能力を育む子育てコーチングをおこなっています。今回はお子さんの非認知能力の上げ方や上げるコツをご紹介します。

非認知能力とは?生きる力です

非認知能力とは、数値化できない『生きる力』のことを意味しています。正解のない問題に溢れている現代において、いかに自分で自分の人生を切り開いていけるか、自律した大人になれるかは、この非認知能力無くして語ることはできません。
※非認知能力についての前回の記事はこちらをご覧ください。

非認知能力を育むには特別な取り組みが必要?そんなことはない!


泳げるようになるために水泳教室があるように、非認知能力を育むために特別な取り組みが必要と思いますか?
実は必要ではありません。なぜなら『親の背中を見て子は育つ』からです。

お子さんの怒っている時の姿を想像してみてください。
「○○しなさい!」「○○と言っているでしょ!!」

えー!そんな言い方しちゃう??と驚いた事はありませんか?私の場合、ショックを隠せなかったのですが、感情的になっている時の息子の口調や語彙は私そっくりです。しかも「怒るときはこういう言い方をするのよ」と教えた覚えはありません。息子が勝手に私の真似をして、言い方を覚えているだけなのです。どうせ覚えるなら、ママのいいところを真似してほしい。共感していただける方も多いことでしょう。
実は非認知能力を育むことも、そこがポイントなのです!!

子どものお手本となるロールモデルの存在は、身近な大人であることが多いです。その中でも子どもと多くの時間をすごす大人。我が家でいえば、時間数で見ると圧倒的に夫より私です。だから私の口調が息子の口調になるのも納得できます。
そのため身近な大人の非認知能力を上げれば、子どもが勝手に真似するという構図が出来上がり、子どもの非認知能力が自然と高まるのです。

身近な大人の非認知能力を上げることが1番の近道!自己肯定感から上げよう!


私たち大人ができること。一番初めにやっていただきたいことは、自己肯定感を上げることです。
自己肯定感とは『失敗した時も含め、どんな自分もありのままの自分を愛する』ことです。なぜなら、自己肯定感無くして非認知能力を上げることはできないからです。人間生きていれば失敗はつきものです。でも大切なのは失敗した時に、どのように気持ちを立て直すか。そして立て直すためにかかる時間は早い方が断然いい!(この力を『回復力』と言います。)でも自己肯定感が低ければ「自分は失敗してなんてダメな人間なんだ」と自分自身にダメな人間だと烙印を押してしまいます。

どうですか?お子さんにそのような人間になって欲しいとは思いませんよね。
だからまず、大人が自己肯定感を上げる必要があるのです。

大人の自己肯定感の上げ方とは?いつからだって何歳だって上げることはできる!


もういい大人だし。何年もこんなふうに生きてきた。今更、自己肯定感を上げることなんてできるのか?このように疑問に思ったり、心配して焦ったりするお気持ちはとても共感できます。なぜなら私も、息子が生まれて2年ほどはそう思って生きていました。たくさんの本も読んだし、その知識を実践しようと務めてきました。でもその効果は続いて数日間。10日も経てば元通りの自分です。そして「また続けることができなかった」と自分に落胆し、ますます自己肯定感は下がる一方でした。

私の何がいけなかったのか。そこで出会ったのが私の師匠である、日本における非認知能力のパイオニア、ボーク重子氏でした。
そこで、知識だけでは終わらない、系統建てたスキルベースの取り組みに出会いました。

「あー、私はやり方がわからなかっただけで、自分がダメだから続かなかった訳ではなかったんだ」と、ここで初めて自分を否定することなく、受け入れることができたんですよね。これが私の自己肯定感を上げる第一歩目でした。
私40歳。ね?いつでもできるでしょ!

おすすめの自己肯定感の上げ方


手っ取り早く自己肯定感を上げるポイントは、ネガティブ思考をポジティブ思考に変換すること!

ある事柄を変換することを、コーチングではリフレーミングと呼びます。人間は危機回避をするため、本能的にネガティブに考えるよう、脳ができていると言われています。そのため意識しないとポジティブに物事を捉えることは難しいのです。そこでおすすめなのが「あ、今の私ネガティブになっている!」と気づくことです。客観的に自分を見る癖をつけるのです。気付けたら1つでもいいのでポジティブを見つけること!これだけで自己肯定感は簡単に上がります。

「あと10分しかない」と思った自分をキャッチ。そして、すかさずリフレーミングをします。「10分もあれば、あれとこれができる!ラッキー♪」こんな感じです。そして1日のうちに、何回リフレーミングできたかカウントしてみます。日を追うごとに増えていったら嬉しくなりますよね♪

いかがですか??すぐに始められそうですよね。これをお子さんと一緒にやってみてください!親子で自然と自己肯定感が上がります!我が家では「ハッピー探し今日は何個?」とよく息子と報告し合っています!

いかがですか?日常の至る所に自己肯定感を上げる機会は転がっています。まずキャッチできるよう意識することから始めてみましょう。そして気づけたらすかさずリフレーミングすること!たったこれだけです!明日からと言わず、思いついた今から始めてみましょう!

⽂/毛利まゆこ(ボーク重子認定 非認知能力を育む子育てコーチ、ライフコーチ)
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